由緒
轟神社は、徳島県海部郡海陽町平井の深山に位置し、本瀧神社と鍋割神社の二社からなる、桃山時代の天正十九年(1591年)から続く神社です。
当時、近国において、加持祈祷を行う優れた僧として知られた吉祥院興榮が、この地にこもり、本瀧に祈願し、数々の霊験を得て、当神社を創建しました。
轟本瀧神社の本瀧。 上流には、大小様々な滝があり、 それらを総称して轟九十九滝と呼ばれる。 |
阿波国藩主をはじめ、古くから遠近の人々の崇敬を受け、現在も、家内安全、学業、農林、商工業など所願成就の霊験あらたかな神様として、参詣祈願を求める人々を惹きつけています。
本瀧神社では、瀧で潔斎(みそぎ)をし、心願成就のパワースポットとしても知られており、特に、例大祭(11月第2日曜日)の当日、荒神輿のお滝入りの神幸(本社から神が出御する際に行われる祭事)は有名です。
例大祭の荒神輿のお滝入り |
0 件のコメント:
コメントを投稿